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最近父のベッドのある茶の間にDVDで映画を見るためにシーツをぶら下げました。使わないときは鴨居に巻き上げておきます。3日に1本くらいの割合で、DVDを借りてきてはホームシアターを開演しています。父は居ながら（寝ながら）にして映画を見ることができるわけです。見ているときもあるし、眠っているときもあります。（9月21日）

2006年8月24日	ここ1週間くらい37度台の微熱が続き、食欲がなくなり二日続けて医者に点滴をしてもらいに行ってきました。おかげさまで昨日夜から熱も下がり、今朝はいつものように朝食を摂っています。医者の診察では肺炎のあとが炎症を起こしていることと、脱水症状が見られたとのこと。連日の猛暑で父も参ってしまったみたいでした。厳しい暑さのときは避暑にショートステイも考えないとなぁなんて思っているうちに、今日はもう秋風が吹いています。
2006年8月28日	24日以降、37度台の微熱を出すことはなくなりました。平常になりデイサービスも先週の25日から行くことができるようになりました。今までの暑さのためでしょうか、体のあちこちにあせものようなものができて痒そうです。食事の栄養バランスも崩れてきているのかもしれません。これからの課題です。
2006年9月26日	お尻の発疹はなくなりましたが、今度は発疹から始まったと見られる尾てい骨あたりの辱瘡（じょくそう）ができました。それが2.5cmにもなってしまい、ケアマネージャーと相談して、ベッドマットを辱瘡予防のエアマットに変えました。処置のために数日置きに池田医院に通っています。いろいろと問題はつきません。

2006年6月6日	最近の朝食風景｡（写真左下）
2006年7月1日	生石の大松家に皆さんと一緒にそばを食べに行きました｡父には噛み切れなかったようでしたが、山中の自然の中で、マイナスイオンをいっぱいに吸い込んだ一日でした｡昨日は、デイサービスのスケジュールの中で、土門拳記念館そばのあじさい公園に行きました｡いずれも寝たきりの父には変化のある日常になり、きっといい結果になると思います｡
2006年7月17日	父の様子はおおむね穏やかですが、二つだけ気になることがあります。ひとつは時々7度台の微熱を出すことです。それも最近は週に1、2回と少なくなりましたが、肺の炎症によるものか、気温の変化に体温調節がうまくできないためかよくわかりません。後者のほうだとすると、着るもの掛けるもの判断に注意が必要だしこれから暑くなると水分の補給を十分にする必要があります。前者のほうも考えられますので、7度台の熱を出したときには炎症止めの薬を服用するようにしています。もうひとつ気になることは、最近食事に要する時間が非常に長くなってきたことです。その原因はそしゃくが悪いためか食欲がないためかよくわかりませんが、時間をかければ食べられるので、ともかく今までより15分から30分余分に食事時間を取るようにしています。その分介護の時間を繰り上げて調整しています。
2006年7月28日	夕ご飯の献立表。歯のない父のための食事、どうしても献立が偏りがちに。週に5～6回は魚料理。卵料理はデイサービスの昼食に多いので、夜は避けています。

朝食は車椅子で（2006年2月27日）

朝のひととき（2006年2月25日）

2006年2月27日	最近、マットを辱そう予防マットから通常のものに変更しました。そうしたらベッドを起こして食事をするときに腰が痛いといいます。今までのものよりマットが薄くなり腰に当たる部分が少なくなりフィットしなくなったためのようです。座布団を敷いたりタオルをはさんだりしていますが、朝は車椅子ですごしてもらうことにしました。そのほうが落ち着いて食事ができます。手前の椅子は一緒に食事をするときに私が座るものです。
2006年3月21日	この日、私が私用で山形に行くので、デイサービスをお願いしました。そして散髪もお願いしました。いつも行くとこやさんが怪我のため長期休業中なので。散髪だけなら私でもできますが、その後の洗髪となると自宅ではちょっと大変なので。山形から帰るとさっぱりときれいになってました。
2006年4月8日	ここ2週間、微熱が続いていました。かかりつけの医者に行きましたが、熱が下がったと思い油断したらまた熱が出ました。2度目の通院でようやく収まったようです。近頃春かなと思ったら雪が降ったり、季節への適応が難しいですね。元気なときはいつも朝食を車椅子でしています。
4月25日	医者からの薬(感染症を止める）がなくなるとやはり微熱が出るようで目が離せません。かといって父は落ち込んでいるわけでもなく､けっこう陽気にしのいでいるようでほっとします。朝食は決まって車椅子でしています。
5月16日	毎日体温を測るのは欠かせませんが、ほとんど微熱も出なくなりました｡薬も使っていません｡最近は、私の手のひらがかなり正確な体温計になっています｡0.1度まで正確に読み取ることができけっこう当たります｡毎日、賭けをするように手のひらで体温を測って○○度と声を出すと父が笑っています｡最近変わったことといえば、食事にかなりの時間をかけるようになりました｡デイサービスの人は飲み込みが悪いのではといいますが、どうも身体的な原因よりも気分的な原因によると見ています｡いつも30分で終る食事でしたが、最近では50分くらいは覚悟します｡

86歳の誕生祝に「こだま」よりいただいた似顔絵

2006年1月7日	1月3日に父は86歳になりました。5日にはデイサービスで誕生会をしていただいたようです。お祝いに似顔絵をいただいてきました。ケアマネージャーの歌川さんの作品です。
1月8日（日）	日曜の夜は鍋やホットプレートを持ち出して鍋物や焼肉をすることが多いです。今日は石狩鍋でした。食事前になんか顔が赤いなあと思い熱を計りましたが6.5℃、まず大丈夫と食事が始まりました。そして手つきがふらついているなあと思いながらいっしょに食事をしていました。終わりころになってみんな吐いてしまいました。小一時間うんうんうなっていましたが、そのうちそのうなり声が鼻歌になっていました。そして今は静かに寝ています。明日は医者に連れて行こうと思います。
1月9日成人の日	朝も微熱が続いていたので今日のデイサービスはキャンセルしました。かかりつけの医院に連れて行こうと思っていましたが、祭日で休みでした。今日一日様子を見ます。夕方も37℃ほどありました。食欲はあります。
1月11日	一昨日から熱もなくなりましたが、今朝は元気がありませんでした。夜には普通に戻りました。微熱があると肢体のびくつきが現れます。ちょっと感傷的な一日でした。明日はデイサービス、お風呂にも入れてもらえます。
1月30日	しばらく何も書いてませんでしたが平穏順調です。週一回のリハビリですが、体の動きが良くなってきました。おむつ交換や着替えの時自分で体を動かしてくれるので助かります。
2月12日母の命日	夕食の後、ナプキンをはずしてから口の中に入れていた食べ物をスプーンで出し始め、胸元にこぼし始めたので、もうっ～と少し父を叱ってしまった。父はその後１時間もおとなしくなってしまった。怒ってしまった自分を私は恥じた。今日は母が亡くなってちょうど８年になります。母はどんなにか生きて父の世話をしたかったことでしょう。父の世話をしていて何か母の力を得ている気がしてならない。