カッコソウ保存会 短信15 2001 (H13).2.20
*裏庭の雪もとけきらず、凍った土にカッコソウの冬芽を見る とき、鳴神山の自生地における環境の厳しさをおもい、襟を正したくなるような気分です。自然環境の劣化にとどまらず、人為的な環境破壊である広域基幹杯道の建設も加わり、カッコソウの生育環境はますます困難なものになっています。21世紀まで生きのぴたカッコソウを生かすも殺すも人間しだいですが、カッコソウ保存会だけでも自然の摂理に襟を正しつづける存在でありたいと願うものです。世に現れる活動の必要はありませんが、自らに恥じぬ歴史はつくりたいとおもいます。
*第54回親睦ハイキングは降雪のため中止となりました。
*5月の行事予定(親睦ハイキング)
カッコソウ保存会設立10年および移植本数1万本達成を記念 しての鳴神山登山を予定しています。(5月13日を予定)
*今年度増殖予定
@鳴神山北面域梅田側林道ルート周辺のカッコソウ増殖
A神域移植用にコツナギ移植地と同タイプ増殖
B実生発芽実験苗の増殖(No.1 No.9の美花)
*3月末または4月初旬に、雪割草とカタクリの自生地見学会を予定しています。参加希望者は直接朝倉まで問い合わせてください。
〒379−2304 群馬県新田郡薮塚本町大原400-37
カッコソウ保存会 朝倉 陽一 TEL.0277-78−5790
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